2018.03.15 叛道(というかスザクを)まとめようとしてみた


全て置き去りにしてまとめに入ってしまうスタイル。例のごとく読みにくいです。笑
まだコメンタリー等見ているわけではなく、雑誌も網羅していないのではちゃめちゃな解釈だったら
もう笑ってください。私もその時は笑う。
以前ツイートした内容を自分でもっとかみ砕いて消化させてる感じなので、ツイッターでもお付き合い頂いている方は目新しい記事ではないかもです。

なんか叛道のテーマって「責任」にあったんじゃないかなぁって。
っていうので、この劇場版ってルルーシュだけじゃなくて、二人の「生きる強さ」にスポットがあたっているんじゃ?って思い始めました。
興道のラストのルルーシュくんの「切り捨ててでも成し遂げる覚悟」が生きる強さを暗示させてるなら、
叛道のラストのス ザク場合は、「僕の十字架」みたいな、自責の念が生きる強さを暗示させてるのかなと。
だからルルーシュとスザクそれぞれの願いを叶えるための生きていく強さが、それぞれ「覚悟」と「責任」ってことなんじゃないかな。
生きる強さがお互い強ければ強いほど、やっぱり話をしない限り道は交わらない気がしました。
ルルーシュが強い覚悟をもって行動を起こせば起こすほど、スザクの自責の念は強くなるんだなと。

そしてずっとひっかかっていたTV版スザクと劇場版スザクの違いを考えていて、個人的に固まった答えが…!
叛道のスザクって父親殺しを「後悔」じゃなくて「反省」してる!!だから前向きなんだ!!同じ失敗を繰り返さないために!スッキリ…笑

それでスザクに対しても考えなおしたりまとめてみたりを試みたんですけど、(なんかいままで答えがでた気になったのが恥ずかしい…ギアスって本当おもしろいですね…)
スザクって枢木の家に生まれたっていう、すでに外的に勝手に用意されて与えられた使命を全うするため、周りから求められているものをこなさなくてはいけない責任感が彼の原動力というか、
所謂生きる力になっていて、つまり彼にとって生きてるってまわりの大人たちのように社会から求められ「自ら社会と関わっていくこと」みたいに見えるのかもしれません。
それができていない状態が死なんだなって。そうでなくてはいけない、っていうのがずっとスザクを縛ってる…。
スザクだけじゃなく、人間だれだって責任って他人(社会)と関わった時点で否が応でも発生するものだと私は思いますし、
集団・社会に属する以上必要不可欠なツールで、持つべきルールだとも言えるものだと思うんです。
その関わる規模が個人から社会、世界へと大きければ大きいほど自分がもつ責任や義務も大きくなりますし、それを前にしてしまえば自分の自由意志って抑え込まれた状態。
幼少期のスザクがいた環境を考えると、まわりは日本を束ねるような権力のある大人ばかり。その大人たちが「枢木首相の嫡子」に求めたものって
どれだけ重くて大きいものだったか、それによってどれだけスザクの自我が押しつぶされてきたのかと思うと胸が痛い。
でも彼自身はそうやって使命を全うして生きてきたように見える大人たち…というか枢木玄武本人よりもその生き方をリスペクトしてたと思うんです。
生まれのせいでそういう背中を追いかけざるを得なかったスザク自身は、与えられすぎてて精神的な背骨がない、やっぱり空っぽだったんだな。まさに枢木の名が枷になってる。

父親殺しも、スザク的には自分ならこの戦いを終わらせられる、枢木玄武の嫡子である自分のできることをやりたいという課せらてれいた使命への責任感だった。ノブレスオブリージュみたいな。
それなのにまわりの大人たちに都合のいいように利用され、なかったことにされた。つまりスザクの行動ってスザクがみてきた世界からは認められなかった。
それが手段を間違うことに対しての恐怖を植え付け、トラウマにしたんかなぁ~と。
外から与えられた価値基準や規範を(自分のものだと思い込んで)信じて起こした行動だったのにも関わらず、はじき出されちゃったわけで。そりゃ自信もなくす。手段に対して慎重にもなる。
私これずっと自分の父親が自分のせいで死んだってことが心の傷になってると思いこんでいたんですけど、もしかしてスザク、ゲンブっていう父親という記号?みたいな存在事態にはそんなに執着していませんよね?笑
神根島で考え方をディスってるので察したのですが、あくまでも殺すって手段は間違っただけで自分の判断基準は間違っていないってことですよねwww
我の強さの由縁ともいえるゲンブが巻き起こした悲劇だろうこれwwwスザクから言わせれば自業自得なのでは。(ごめん)

話がそれた…。
つまりはじき出された世界ではもう使命も全うでいきない。負うべき責任を果たすこともこともできない。
前述したように「自ら社会と関わっていくこと」がもうできない状態。こうやってスザクの居場所と、生きる力はなくなっていたんだなと…。

そしてスザクがもつ父の形見の懐中時計は「可能性」の象徴。時が止まっているものは二つあって、
ひとつは日本の可能性。スザクが首相を殺すことによって日本の時の歩み。可能性がない、時を重ねることができない、経験がつめないって死。
もう一つはスザク自身の時間。個人の可能性。我欲。それを求めるのをやめたときに人って、世界の時間から置いてきぼりにされるんだな~ってこれは主観です。
後者は無印ピクドラ9巻のルルーシュとナナリーがいる「もっと違った未来」の可能性を考えるのやめたんだなって。(さてはどうにもならないこと考えるのやめる性格だったな…?それはそれで男らしい。(?)笑)
はじきだされたことによって今の責任も果たせないもはや死んでるような人間が、未来を考えるのは烏滸がましいくらいには思ってるのかもしれない。っていう戒め。
日本と自分どちらにも贖罪を果たす義務と責任を科して、今生きていて許されたい、まだ社会や世界と関わっていてもいいっていう自分を納得させるための依り代ですよねきっと。孤独だ…。
ほんとどんなプレイだよ。でもちょっとわかる…。笑

ここから叛道とTV版スザクの「後悔」と「反省」という分岐点の話。

私は上記によりTV版でスザクの時を止めたのは紛れもなくルルーシュだと思ってます!!
っていうのでやっぱりルルーシュの「ブリタニアをぶっ壊す!!」きいてないってところが今回のスザクの分岐点ですよ!!(鼻息)
友人からきいた56監督のコメンタリーでの発言でそれを知って、スザクが幼少期にあのルルーシュの決意を聞いたからこそ、自責の念は強くなったわけで。
それを聞いておらず、スザク自身も「あの時ルルーシュに言えていたら、なにか違っていたかもしれない」(要約)っていう
ルルーシュに言おうとしても自信がなくて言えなかった段階、スザク個人が抱いた未来の可能性はかろうじて残したまま時が止まっている。
だから叛道のス ザクってTV版よりも生きてることが許されないから死んで償いたいっていう贖罪の意識が少ないんじゃないかなって。
劇場版スザクは、間違った手段という罪を、「なにか違っていた未来」に向かって尽力して、それを生きてるうちに見届けることで制裁としたい。
未来のために同じ失敗を繰り返さないよう、反省して、独りよがりをやめたからこそでた答えだと思います!
自分にまだやるべきことと掴める可能性が残されてることで前向きで、TV版は責任感のベクトルが違う!死にたがり描写がないのはそのせいかな?
TV版と違って世界と関わっていてもいい理由をもう既に出している。だからこそ直スザクには、ユフィが目指した未来と夢を本当にする責任があるわけなんです。

そういう間違ったことをしない僕スザクがルルーシュとの再会で「ブリタニアをぶっ壊すしかないな!」を聞いているなら、ルルーシュにそうさせないためにという責任感がここで生まれている可能性も。
争いのない世界へ内側からかえる力を、ユフィとランスロットの出会いで明確に得た。これが差し伸べられた手で希望だったんだ。(ユフィってほんと希望の象徴だな…。)

でもスザクがルルーシュに対して話しておけばよかった~ってもう隠し事はしたくない気持ちがあるなら、スザクにとって今の自分はルルーシュを欺いている、つまり嘘になるなのかなぁ。
友人に対して今の自分を欺いていることが嘘になるなら、ルルーシュと学園で出会った時点で父親殺しを告白しててもいい気がする。
いい気がするんだけど、間違った方法で自分の存在がはじかれてしまったこの世界で、枢木っていう名が枷であり、大人たちが築いた矜持の上で求められたように生きてきたスザクが、
はじめて自分で見つけた生きる意味を上記の「責任」に見出しているなら今の自分を否定することって酷だなとは思います。悲しい。泣けちゃう。
しかも話した時点でその父親殺しの自分が負うべき責任を否応なくルルーシュにも負わせてしまう形になってしまいかねない気がする。
それって結局、理不尽に振りかざす暴力と一緒に思えます。やっぱりそれは僕の十字架感覚というか、友人のルルーシュに対してもそういう我を通すところはやっぱりスザクだからってことなんでしょうかね。
(追記)↑これまだ自分の進むべき道と手段に自信なかったからだ!!ユフィとまだ出会ってないからだ!!笑(追追)嘘だ出会ってた。ごめんなさい。笑

長くなっちゃったので無理やりまとめるんですけど、
結局なにが言いたいかって、スザクの生きる力って責任なんだなってことです…。
ラストのスザク、いろいろツイッターで呟いてきましたが、自分のニュアンスに詰め寄ってみると、
ルルーシュを認める。認めなくてはいけないっていう方向な気がしてます。だったらルルーシュの覚悟を確かめる義務がスザクにもあるなぁ。
「ユフィの肖像画」を前にしてのユフィの声の反芻は、必死に信じた正義と進むべき道が歪まないように消えちゃわないようにさせてるようにみえて、空っぽなスザクらしいですよね。
ユフィの道を受け入れるならルルーシュ(ゼロ)のことも受け入れなきゃいけない。ここでゼロとルルーシュがやっと同一化されててもいいな~って思います。

でもほんと思った以上にスザクがルルーシュが自分に対して「嘘」をついていることに対して怒っている風だったので、あそこは「嘘を許したくない」自分との葛藤なのかな~って。
だから「許す」方向かなと思ってたんですけどスザクは自分をまだ許せる段階ではない…。それができないならルルーシュを許せないわけがない。笑
私の今回のスザクの印象なら、間違った自分の存在と向き合うことができてる気がしてるので、なにかきっかけがあればルルーシュくんの嘘の真意、
とまではさすがにちょっと伏線が足りないかもしれないですが、ルルーシュくんの行動の真意を認めることはできるのかなって。
そのきっかけをくれたのはTV版でもユフィでした。TURN13の過去からの刺客、シャーリーの「許せないんじゃなくて、許したくないの」(要約)
というもうひとつのきっかけがカットされているのもあるので、自力でその答えにたどりついた可能性。
その前の幼少期スザルルナナのシーンは本当三人の関係性をありありと表していてTV版でも大好きです。
このシーンから読み取るに、ルルーシュはナナリーを背負って前だけ見て進めるけど、ス ザクは個々の死体に足を囚われてしまって進めずにいる。そんな二人が歩み寄るためのバイパスがナナリー。
「ゴミ捨て場の近くなんだよ」ってここはスザクからすればルルーシュには自分がしでかしたことでナナリーのために嘘をつかせた。今も嘘をつかせ続けている。自分にも。
自分が間違ったことをしなきゃルルーシュも嘘をつく必要なかったみたいな。その真実と今の自分との矛盾でやはり葛藤しているのかな~っていう。

という感じでまとめてみました。笑
全然違ってたらすごい笑うつもりです。

ここでなんですけど、スザクに対する解釈やその目を通した世界観がとても好きな方がいらっしゃるので紹介させてください~!(ご本人了承済)
オカさんのツイッター
イラストもそれを抽象するような内容で、オカさんが見て感じたスザクをもっと感じたいな~と御本も読みこんでしまうのですが、
なにより同じスザクを見て直感的に感じているものは同じなのに(恐縮な言い方で失礼します。笑)、それでもわかりやすくオカさんのスザクになるというか、
「救われたいような救われたくないような」みたいなモラトリアムを全身にまとわせたスザクの解釈がとても好きなのです。
ラストのスザクの解釈、私とは真逆というか天秤にかけているものが違うのですが、(こちらから!)
「死体相手に一方的に生き方を誓うのいい加減やめろ、学校行けって言われただろ」
爆笑!!!ほんとだ!!!!wwwww
オカさんの言われる、スザクを突き動かすものがこの世にない、ってスザクがもう「死んでる」からかもしれないですね…。
これはすごく、すご~く褒めて言わせて頂くのですが、オカさんのスザクってリアルにリスカしてそう。
(追記)これ「死んでる」んじゃなくて「生きてる」からですね!生きて死に触れているからだ…
スザクがユフィやゲンブといった故人に執着するのは、多分死をより鮮明に意識することで今の生を感じてて、
未知で漠然とした死への恐怖を、法や秩序や正義という枷にして、それに縋ることによって回避してるのかもな~っていう…。

-皇道の話-
皇道楽しみですねーーー!
スザクはまだルルーシュが自分の父親殺しを知っているって知らないなら自分で言うのでは?言えなくて止まってしまった時をここで動かして、良いか悪いかわからないけど、
ルルーシュと組んで生まれるその可能性を信じてみるってここで懐中時計渡してたらめっちゃたぎりますね~~~~!!!笑
そのときはなにこのかっこいい子・・・ずいぶん大人に…漢になったじゃない・・・!!ってどういうスタンスかわかりませんが私は劇場でスタンディングオベーションするとここに誓います。
あと叛道ス ザク、ギアスはあれだけど生きろギアスに対してそんな悪く思ってないんじゃない~?っていう気がしてるのでそれがどうなってるのか知りたいですね!

今回血染めで思ったんですけど、ルルーシュくん自分が生み出してしまった断末魔を目の前にして自分の行動によって負う責任の規模の大きさや、
生きるために走って走って振り落としてきちゃったものの存在とはじめて対峙したと思うんですよね。なにより多くの人間の可能性を奪うってことと。
この一件があったからこそTV版では、ルルーシュくんはルルーシュくんにしかできないやり方と、覚悟と責任…結果ゼロレクイエムを誘発されたと思っているんですけど、
主観ですけど、神根島がないからか、それが劇場版では弱い気がしたんです。
でもルルーシュくんが成す覚悟はあってもその責任を担う覚悟がないのであれば、ここに歩く十字架みたいなス ザクがきて組んじゃったらゼロレク待った無し感がすごいですよね。
劇場版ではここ皇道でスザクと、二人の業ということで密にすり合わせるのかな~?と。これは空白の時間の補完が固いですぞ…!笑
と、幼少期ナナリーの「人の体温は涙に効く」っていうシーンがわざわざ入ってたのでもうこりゃ……ゼロレク固いわ・・・。笑

総括すると、叛道のスザクってルルーシュ展の複製原画のところで、ルルーシュが託した世界を担うス ザクだってしっかり感じました。笑
これだけはお願いだから私はスザクはフレイヤ撃ってほしい。歩み寄ろうとしたところフレイヤおっことす。=ナナリー殺しちゃって、スザルル決裂とか萌えますね。
というかなによりフレイヤ落とさなきゃルルーシュくんと業がイーブンにならない気がしてるので…んー!
でもいまのままいくとすると大好きなスザクの禅門答はカットだ…。くすん
土の味もカットかな~って感じです。

ではでは!ここまでお付き合いありがとうございました~!笑

Copyright ©2021 Shigure All Rights Reserved.

Designed by Chrono Design.